MCO第二弾は何時迄

2021年1月28日(木) No.1297

Malaysiaの新型コロナウィルス新規感染者第三波の状況。
3月31日 +140人  7月31日  + 12人  11月30日 +1212人
4月30日 + 57人  8月31日  +  6人  12月31日 +2525人
5月31日 + 57人  9月30日  + 86人  01月23日 +4275人
6月30日 +  2人  10月31日 +659人  01月27日 +3680人
死者は累計707名。9月末は136人、10月末は249人、12月末471だった。

Penangは8月7日に約4ケ月振りに新規感染者が発生した後、
10月12日には刑務所で141名のクラスター発生。その後、2桁の日が多く続き、
3桁の日も散見されていたが、この所3桁の日が続いている。1月25日110名、26日104名、27日101人。死者総数は12名。

今回は、“MCO第二弾は何時迄”です、

現在Malaysia全州に「行動制限令(MCO=Movement Control Order)が、2月4日迄敷かれている(Penang州は1月13日開始)。
保健省事務次官は、「行動制限令(MCO=Movement Control Order)は最長で4週間、新規感染者500人以下目指す」と発表した。
しかし、上記の通り新規感染者は、連日3,000~4,000人台で推移しており、500人なんて夢のような低い水準だ。

ここで疑問は、

「最長で4週間、新規感染者500人以下」は。どちらが主の条件なのか、ということ。

1.目指す500人以下が達成されれば、即解除するのか?

2.目指す500人以下が達成されなくとも、4週間経てば解除するのか?

3.目指す500人以下が達成されなければ、4週間から更に延長するのか?

最初に示した通り行動制限令が13日に発令されて2週間が経過したが、各州ばらばらに発令されていた「行動制限令(MCO=Movement Control Order)」を2月4日までに統一した。4週間とするなら、2月5日からもう2週間延長されるということか?。現状500人の新規感染者に収まるなんて夢のような話だ。日々3,000~4,000人も新規感染者が出ているのだから。

1月13日に発令された行動制限令(MCO)の第二弾、「MCO2.0」について、保健省の事務次官はMCOの発令により、向こう12週内に感染カーブが平坦化すると見込んでいるという。しかし、2週間経過した時点での数値は上記の通り、減るのではなく高水準横ばいだ。
同事務次官は、昨年10月14日に施行された条件付き行動制限令(CMCO)では、感染拡大を抑えるのには不十分であった為、抜本的な対策が必要だと言明。政府が経済に及ぼす影響を考慮しており、2週間外出しないことで、感染の連鎖を断ち切ることが出来ると考えていると述べた。その為今回はMCOを2週間とし、最長でも4週間とすることを考えていると説明。経済的影響を考えるとMCOの延長はしたくはないが、感染の連鎖を断ち切ることは可能だと述べた。
又行動制限令(MCO)終了後は条件付き行動制限令(CMCO)に切り替えて、1日あたりの新規感染者数を500人迄減らしたいと表明。基本再生産数は現在1.16以上になっているとし、MCOにより数値を下げることが出来るとし、止むを得ず外出する場合は標準的運用手順を遵守するように求めた。

こうした状況の中、保健省事務次官は、行動制限令(MCO)について、経済の影響を考慮し予定通り2月4日迄とし、延長する可能性は低いと言明。その後条件付き行動制限令(CMCO)に移行し、3ケ月継続する計画だと明らかにした。
CMCOに切り替えた後は、少なくとも3ケ月は継続することになると説明した。
事務次官は、現在の新規感染者数は3,000人台で安定しており、MCOが奏功し2週間内にはさらに減少すると予想を示した。5月迄には2桁に戻ることを期待していると表明。

結局は、500人なんて現時点では夢の話で。経済への影響を鑑みて2月4日でMCOは終了し、CMCOへ3ケ月程移行させるというもの。

次回は、“眼鏡に変えたけれど感覚がいまいち”です。

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