苦難の末MM2H延長

2014年12月1日(月) No.756

Penang州政府は、島内にある2,508ケ所の建造物やモニュメント、史跡等を「遺産」に指定する。今回遺産としての指定を受ける建造物等は、世界遺産に認められているUNESCO文化遺産のコアゾーンやバッファ(緩衝)ゾーンの外にある。新たに指定を受けるのはPenang Free SchoolやPenang刑務所、Penang総督の住居であったSri・Mutiara、Penang Botanical Garden、アール・デコ調のテラスハウスやMosque、中国寺院やHindu寺院、教会等々。今後、建物の状況等に応じて修復作業が行われる一方、歴史的な価値を損ねるような開発は不可能になる。

今回は、“苦難の末MM2H延長”です。

前回MM2H更新した内容は、2010年12月6日No.434“ロングステイビザ(MM2H)自分で更新”で記したが、以外に簡単に手続き完了出来たので、今回は残り6年分の延長申請(現在のMM2H制度は10年有効で、私達はパスポートの残存年数の関係で前回更新は4年分だけだった)を自身で行った。

先ず11月7日(金)に本土側Butterworthのイミグレーションへ出かけた。私達は9年前、MM2H資格を初めて取得したのがButterworthのイミグレーションだったので、更新等もここで行う事が出来る。この日はButterworthのPenang SentralバスターミナルからRapid Bus703で40分かけて行った。下ろされたのはPetalingjaya Hospital向かい。歩道橋を渡って歩いて更に進行方向へ向かってイミグレーションへ。ネットで調べた書類を持って行った。

受付担当者は、Transfer/Extensionであることを私達に確認し、「Application Guidelines for Renewal of Malaysia My Second Home」リスト表を取り出し、下記必要項目に○印を付けてくれた。
1.Letter of Intention by the principal/sponser(何故Longstayしたいかの英文申し入れ書。4年前更新時にも提出)
2.Original & copy of applicants pasport(応募パスポート本紙と顔写真ページコピー)
3.Form IMM.55(1 copy)(用紙はインターネットからコピー)
4.Form IMM.38(1 copy)(用紙はインターネットからコピー)
5.Current proff of 3 month offshore income RM10,000 and above(3ケ月海外収入RM1万以上の証明書類)
6.Original & copy of Fixed deposit(定期預金本紙とコピー)
7.Original & copy of confirmation letter from Bank(定期預金設定し口座を有しているという銀行の承認レター本紙とコピー)
10.Original Medical report(RB 2 Form)(指定用紙に医者の健康検査レポート)
但し8.Original & copy of conditional approval letter(MM2H暫定承認レター本紙とコピー) と9.Original & copy of health insurance(医療保険本紙とコピー)は要求されなかった。

古い情報だったのかインターネットで調べた資料と比べて随分多い。一旦帰宅し
知人のAgentに聞いた所、Putrajayaでは下記だけで良いとの事。
1.Applicant must be present(本人が申請に出向けばそれだけでOK)
2.Letter of intention by the principal/sponsor
3.Copy of approval letter(MM2H承認レター)
4.Form IMM.12
5.Form IMM.55
6.Original and copy of old and new passport for applicant and principal(新旧パスポート本紙とコピー)

PenangとPutrajayaでは、同じ申請にも拘わらず求められる資料が大分異なる。とは言え至急取り寄せ資料が増えた。
1.早速10日CIMB銀行に出向きconfirmation letter作成を依頼。ここで問題発生。
(1)銀行はapproval letter(MM2H承認レター)が無いと作成できないと言う
(2)家に戻って探す。9年前MM2H資格取得時に貰っていた承認レターを持って翌日再度銀行に
(3)しかし銀行は私が提出したレターは古く、4年前MM2H更新した際のものが必要と言う。しかし私達は4年前には貰っていない。あるのは資格取得時の9年前のものだけだ
(4)銀行がButterworthのイミグレーションと話をし、Putrajayaの観光省から貰ってくるよう言い伝えられる。これは困った。遥々Putrajaya迄行かねばならないのか?
2.11日は近くの病院に出向き医療検査を受け、血液&尿検査結果に基づき15日に所定フォームに医者直筆の証明を書いて貰った
3.海外収入証明は年金の証明書を集める。老齢厚生年金(日本年金機構)は支払い通知書に英文併記があるのでそのまま使えるが、企業年金は全て日本語且つ和暦表示ときた。これでは全く当局は理解出来ないので至急英文証明を作成して貰うべく国際電話で依頼。雛型は私が作りメール送信し、確認修正して貰って基金の印と理事長印、そして理事長サインを貰ってメールで送り返して貰った

しかし納得いかないのがapproval letterの件で証明出さない銀行のこと。これが困難を極めた。同じCondominiumに住む知り合いは、Maybankで難なく発行して貰ったらしい。知人のAgentがPutrajayaの当局の上席と話をしてくれ、幾つかの方策順を教えて貰う。先ずButterworthイミグレーションに再発行を依頼してみることに。一旦Putrajayaでこうした手続きをしてしまうと、以後Penangでは対応拒否され、毎回Putrajaya迄行かねばならなくなる。

17日早朝再度Butterworthのイミグレーションへ、混まない内にとButterworthバスターミナルからタクシーでRM15。8時半到着。

しらっと、知人のAgentが教えてくれたPutrajayaの要求資料を出してみた。受付でやっぱり最初のリスト表に基づき各種資料を求められた(二回目は5.Current proff of 3 month offshore income RM10,000 and aboveが不要とされたが)。そこで他の書類も持参している事、CIMB銀行が証明書を発行してくれない事を説明。事務処理カウンターで呼び出されたら説明するよう言われる。

待つ事1時間。No.7カウンターに呼び出され、要求資料1・2・3・4・6・7・10を提出。「CIMB銀行が私達のapproval letter(MM2H承認レター)が古く、4年前の更新時のレターが無いと証明作成出来ないと拒否した。私達は資格取得時の9年前に貰ったこの承認証だけで4年前更新時に発行して貰っていない」と伝えた所、後ろの上席と話した結果「背景が青の顔写真を撮ってくるよう」言われる。??認めると言う事か?銀行の confirmation letter なしに(結果そうなったのだ)。

イミグレーション門前の写真屋で背景青の顔写真を撮る(パスポート用の背景白では駄目。理由は判らない)。

更に待つ事2時間。12時に9番カウンターに呼び出され、料金RM1,080(=RM90/年×6年×2人分、約37,000円)支払う。ここで漸く認められた事確信。程なく2番カウンターに呼ばれ、MM2H承認証が貼られた新しいパスポートを受け取る。

4年前の更新時のapproval letter(MM2H承認レター)は発行しない。今回の延長に際しても発行しないと言う。Putrajayaの観光省曰く「本来更新時に新レターは発行されるべきもの」。同じイミグレーション業務の中で、PutrajayaとPenangで考え方やり方が異なる。統一されていないのだ。

そして口座保有者の依頼に対し、証明書を発行してくれたMaybnakと新しいMM2H承認レターが無いと証明書を発行しない主張するCIMBの違い。

この2つの違いに翻弄されてMM2H延長は右往左往した。兎にも角にも、新しいパスポートになって無事MM2H6年延長は完了した。古いパスポートに刻印された入国スタンプは、新しいパスポートに移さないまま(新しいパスポートに入国印ないまま)、出国に使えるから大丈夫と言う。

次回は、“日本から車を持ち込む際には遮光シールに注意”です。

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ペナンの日々 について

Longstayer in Malaysia
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苦難の末MM2H延長 への5件のフィードバック

  1. yasukoba より:

    随分、苦労されましたね。私のビザの更新はちょっと先ですが、プトラジャヤは必要書類が少ないこと、前回更新時の承認書を貰っていることから少しは楽かなと思っています。ところで、保険の手配はどうしているのですか?

    • 保険は今回要求されませんでした。
      夏に日本へ一時帰国の際、日本で加入している第一生命に英文証明作成(終身生命保険と入院&通院特約)してもらったのですが使わずに終わりました(勿論、マレーシアを含む世界各国で適用という文言を入れてくれました)。
      しかし、60歳超の人は医療保険証明不要と聞きましたが。

  2. nkt4001 より:

    すみませんが宜しければ、次の2点についてお教え下さい。

    1.今回の文中で、「新パスポートには入国印は移されなかった」とありますが
     結局、その新パスポートで無事にマレーシアから出国できたのでしょうか。

    2.延長書類のForm IM.12の記入について、
     パスポートが発行された場所と国を記入する
     Form IM.12のSection B-8の”Place/Country of Issue”ですが
     ペナン領事部で切替発給の場合、
     そのまま「Consulate-General of JAPAN in PENANG,MALAYSIA」と記入されたのでしょうか。
      
     当方でもMM2Hセンタに照会したら上記のごとく
     「Consulate-General of JAPAN in PENANG,MALAYSIA」と記入してよいと回答されたのですが、
     今一スッキリしないのです。

    以上、わかる範囲で結構ですので宜しくお願い致します。

    • ペナンの日々をご覧いただき有難うございます。

      先ず1のお問い合わせに関してですが、
      ペナン(バターワース)のイミグレ-ションに出向き、新しいパスポートへのMM2H資格証明を添付して貰う手続きの際、「新しいパスポートに、旧いパスポートにある入国スタンプと同類の入国印を押して欲しい」と申し出た所、「出国に問題ないと言われ」、入国印は押してくれませんでした。
      後日タイへ列車で出国する際、国境のマレーシア側イミグレーションで、「新しいパスポートに入国印が無い。ペナンのイミグレーションで貰ってくる必要がある」と言われました。そこで、「バターワースのイミグレーションでMM2H延長の際、新しいパスポートに入国スタンプを押してくれるよう要求したが、新しいパスポートに入国印はなくても出国できると言われた。バターワースのイミグレーションにリクエストしても押してはくれない」と申し出て、古いパスポートの入国スタンプ欄を見せました。担当者が新旧パスポートを携えて上位職と相談し、私の新しいパスポートに出国スタンプを押してくれました。無事マレーシア出国。
      実は同じ駅構内でタイ側での入国手続きの際にイミグレーション担当官が、新しいパスポートを見て「マレーシア出国スタンプはあるが、入国は記されていない」と問いかけてきました。マレーシア側と同様に新旧パスポートを示しながら、「ペナンのイミグレーションで新しいパスポートに入国印を押さなくとも出国可能と言われ、入国印を押してくれなかったのだ」と説明した所、入国スタンプ下に手書きで「旧いパスポート番号」と「タイ語」で何やら記されました(判読不可ですが、日付が手書きされていないのでマレーシア入国日ではなさそうです)。 何れにしてもバターワースのイミグレーションでは、新しいパスポートに入国印を押してはくれません。出国時には新旧パスポートを必ず持参して、事情説明必要です。

      次に2のお問い合わせの件ですが
      私達は「Consulate-General of JAPAN at Penang, Japan」と記しました。 MM2Hセンターの回答と異なるのは「in Penang→at Penang」と、最後の「Malaysia→Japan」です。私はCountry of Issueの意味を「日本領事館(大使館も同じですが)は治外法権で、ペナンにあっても日本国に属するものだと解釈し、パスポートの発行国はJapanにしました。MM2HのIM12書類でも同様に「Consulate-General of JAPAN at Penang, Japan」と記しています(コピーで確認済み)。
      御参考になれば幸いです。

      • nkt4001 より:

        早々の回答、ありがとうございます。

        1.証印については、やはり担当官に指摘されたのですね。
         日本の大使館のWebPageにも
        (http://www.my.emb-japan.go.jp/Japanese/ryoji/gyoumu1.html)
         「新しい旅券を取得した際には、マレーシアの出入国管理局にて
          滞在許可の転記(または滞在許可の新規発給申請)手続き を行っていただく必要があります。予めご了承下さい。」
         とあるので、私もPutrajayaで来年延長申請を行う際には、
         失念する事無く、証印要求することとします。

        2.これと関連して同時に提出するIMM.55のSection8-d.の[Country of Issue]は
         物理的な発行場所ではなく発行国を意図していると判断できるので
         JAPANとしましたが、
          今回質問致しました、このIM.12の欄の場合、
         海外公館での発給事情を考慮していない[Place / Country of Issue]となっていて
         物理的な発行場所それとも発行国、
         そのどちらに意味の重きをおいているのかがわからなかったのです。
          物理的な発行場所だとするとPenang/Malaysiaだが、
         行政区分上、日本国が発行しているのにMalaysiaとは気持ちが悪いし
          発行国に重きをおいてPenang/Japanとすると、
         担当官が一見して「なんじゃこりゃ」となるので、
           MM2Hセンターにはペナン領事館で発給された旅券の場合、
         「Consulate-General of Japan in Penang, Malaysia」
         (在ペナン日本国総領事館のトップページの英訳表記)
         をそのまま書けばよいのかと質問したのです。

         しかしながら頂いた御回答で疑問が解消できました。
         本当に、ご回答頂きありがとうございました。

         

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