Malaysiaの世界競争力、21位にランクアップ

2011年9月22日(木) No.500

2011年8月18日(木) No.490で“空港税とサービスコストが上がる”を記したが、その後MASとAir Asiaの提携話が発表されて(MASの3組合は反対表明中)、両社が手を取り合って空港税とサービスコストの引き上げに反対。計画案は宙に浮いてしまった。何せこの両社の持ち株子会社含め、Malaysiaには航空会社が他にないのだから、Malaysia全航空会社反対という訳だ。特にMASは直近2四半期赤字継続中でもあるし、価格転嫁したくないのだろう。
空港各社への国の財政補助削減を予定通り進める強攻策もあるが?空港運営会社が智恵を絞ってコスト削減に取り組むしかないだろう。

ユーロの財政破綻懸念がGreece、Italy、Portugal、Spainと広がり、徐々に現実味を帯びてきている中、US$がやや持ち直しているものの、取引流通が多い日本円への逃避が続き、対ユーロでは統合当時以来の100円割れが真近かだ(今日は103円台)。今迄、強かった豪$やMalaysia Ringgitは最早追随出来ず(そもそも市場規模が特別大きい訳ではないので大量取引に向かない)、Malaysia通貨の対円レートもとうとう中値でMR1=24.5円に迄下がった(円高)。

今回は、“Malaysiaの世界競争力、21位にランクアップ”です。

世界経済フォーラムが発表した「2011-2012年世界競争力報告」で、Malaysiaの世界競争力ランキングが142ケ国中21位(Score5.08)となり、昨年の26位から上昇した。発表されたホームページは、下記参照。
http://www3.weforum.org/docs/WEF_GCR_Report_2011-12.pdf

1位は前年に続きSwitzerland(Score5.74)
2位 Singapore(同5.63)
3位 Sweden(同5.61)
4位 Finland(同5.47)
5位 米国(同5.43)
6位 独国(同5.41)
7位 Netherland(同5.41)
8位 Denmark(同5.40)
9位 日本(同5.40)
10位英国(同5.39)
Malaysiaの競争力はアジア太平洋地域では6位、東南アジア諸国連合(ASEAN)では2位だった。ベスト10にアジアが2ケ国入っていたのはまずまず。

サブインデックス別では、Malaysiaは
・Basic requirements(基本必要条件:Score5.45)25位
・Efficiency enhancers(効率推進:同4.88)20位
・Innovation and sophistication factors(革新的かつ洗練された要素:同4.65)22位

サブインデックスの更なる内訳の各Pillars(要所項目)別では、

1.Basic requirements(基本的必要条件Score5.45)25位

(1)Institutions(制度慣行:同4.94)30位
(2)Infrastructure(経済基盤:同5.22)26位
(3)Macroeconomic environment(マクロ経済環境:同5.50)29位
(4)Health and primary education(健康と初等教育6.14)33位、

2.Efficiency enhancers(効率推進:同4.88)20位

(5)Higher education and training(高等教育:同4.76)38位
(6)Goods market efficiency(商品市場効率:同5.06)15位
(7)Labor market efficiency(労働市場効率:同4.87)20位
(8)Financial market development(金融市場成長:同5.53)3位
(9)Technological readiness(技術革新迅速さ:同4.29)44位
(10)Market size(市場規模:同4.75)29位、

3.Innovation and sophistication factors(革新的かつ洗練された要素同4.65)22位

(11)Business sophistication(ビジネスの洗練度合い:同4.99)20位
(12)Innovation(革新:同4.32)24位、

マクロ経済環境、制度面、市場効率の分野でMalaysiaを高く評価。特に金融セクターは、Singaporeや香港に次ぐレベルの先進度合いと評価している。

Malaysiaの課題としては、中等・高等教育の普及、全国規模での技術発展、インターネットの普及を挙げた。
Datuk Mustapa Mohamed通産相は、2009年の24位、昨年の26位と比べて順位が改善したことについて、経済改革プログラムの効果の表れだとコメント。24位の韓国(Score5.02)や25位のNewzealand(同4.93)、Israel(同5.07)26位、UAE(同4.89)第27位と比べて順位が上であったことも評価すべきと述べた。

日本以外のアジアの順位は、香港(同5.36)第11位、台湾(同5.26)第13位、韓国(同5.02)第24位、中国(同4.90)26位。

次回は、Penangを留守にするので10月6日“エアコンの設定温度を24℃以上とする規則を導入方針”です。

ペナンの日々 について

Longstayer in Malaysia
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