東北太平洋沿岸大地震

2011年3月14日(月) No.453

今回は、テーマを緊急に変え“東北太平洋沿岸大地震”です。

先週金曜日東北地方で起きた大地震、被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。日本の立地環境の宿命とはいえ、痛々しい。

日本の地震は、“世界の3大Catastrophe(巨大災害)の一つ”と言われている。

しかも今回は観測史上最大の地震だった。映像で見る津波は、ほんの数年前IndonesiaのAcehが震源でThailandのPhuket始め各地で多くの死者を出した大地震の記憶を蘇らせる。大自然の前ではあらゆる物が微力だ。私も地震の多い北海道東端で育ったので、1960年のChile沖地震による北海道東部沿岸を襲った津波被害、1968年の十勝沖地震を思い出す。

当地ではCNN、BBC、Al Jazeera、Australiaのニュース番組の他、CNBCとBloombergでも、中継報道をずっと続けていた。しかもHawaiiやIndonesia、台湾、南米等海外への津波の到達予定時刻説明を加え。

しかしNHK国際放送で奇妙な事が起きていた。映像は被害のあった各地を順に中継しているのだが、音声は英語・ポルトガル語・中国語・韓国語で代わる代わる説明が流れ続ける。日本語がない?!なぜ?日本のアナウンサーも出てこない(夜の報道からはいつものNHKのアナウンサーの顔を出していたが)・・・後で判った事だが、中国・韓国・南米から多くの人が日本に来ており、母国の家族や知人等への情報提供だったのだ。逆に言えるのは、中国・韓国・南米の人々は英語を理解出来ない人が多いということだろう。

為替相場も地震直後0.5円程円安に振れたものの(82.8円→83.3円)、一時間半後には元の水準に戻してしまった。そして夜には更に円高(82.2円)に進んでしまった??何故?解説にはリスク回避の為とあるが、円が内向き(国内復興)に向かう=円ニーズが高まるとの見方だろう。

我が家族との連絡では、

1.「Penangの固定電話→日本の固定電話」は全く繋がらなかった。中国や韓国、南米から日本に来ている家族や知人へ安否確認の電話が海外から殺到して、国際電話の受信が日本サイドで滞ってしまったのだろう。固定電話同士が繋がったのは2日後の日曜日夕方だった

2.「日本の固定電話→Penangの固定電話」は、数度受けたが何の問題も無く通常に繋がった。日本を出る回線は空いていたのだろう

3.「日本から持ってきている3G携帯電話→日本の固定電話」に掛けたら地震後1時間位は繋がっても直ぐに途絶えた。しかし、地震後3時間後位には通常に繋がった。以後普通に通話可能だった

4.「Penangからパソコンでメール送信→日本の携帯電話(i-Pad)」は普通に繋がっていた。何度もこれでやり取りした

5.「日本の携帯電話でメール送信→Penangのパソコン」も通常に繋がっていた

5.次回は、“交通違反罰金納付新制度”です。

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