マレーシアの民族(その2)中国人

2006年6月26(月)No.24
 
Malaysians rude? No,just KL folk!
マレーシア人は無作法か?いや違う、クアラルンプールの市民だけだ!
 
世界で一番親切な国民はどこの人だろう?という覆面調査が行われ、ニューヨークが世界一親切な街に選ばれました。調査項目は、①買い物後の売り子の礼儀正しさ、②書類のいっぱい入った封筒を落とした時それを見た人の援助、③他の人のためにドアを抑えてくれる親切さ、の3点だったのですが、欧米の評価は高く、アジアは低い結果でした。
アジアでは9カ国がテスト対象にされ、インドのMumbai(日本ではボンベイと呼んでいます)が最低で、実はクアラルンプールはムンバイに次いで評価が悪かったため、新聞で上記のヘッドラインと共に解説されていたのです。マレーシアの人々は親切で、観光客もいたく感じていることは間違いありませんし、女性がする目上の人への挨拶なども非常に丁寧ですが、如何せん上記3点だけで評価されては結果は厳しいと思います。③はたまに遭遇しますが、①は小さな市場の対面販売なら兎も角、デパートやショッピングセンターでは完全に?です②も経験はないものの期待は厳しいでしょう。
ニューヨークや欧州各地へ出かけたことのある私は、確かに②と③は必ずと言っていいほど経験します。しかし、①は言葉ではThankYouとは言うものの、日本のように頭を下げてお辞儀するなんてことはなく、ややぶっきらぼうな印象を受けます。
日本も、①は断トツでも②と③は欧米に比べると厳しいでしょう。欧米の尺度項目なのかもしれませんが、相手の心証が良くなることには世界中変わりのないことだと思いますので、私達も心がけたいと思います。
 
今日は、マレーシアの民族で中国人(普通福建民と言います。或いは華人)の編です。マレーシアでは3割近い民族ですが、ここペナンでは7割程が華人です。肌の色、行動等日本人に一番近い民族でしょう。
 

1.肌の色

(1)男性は、日本人と同じの顔の色です。

(2)女性も、全く日本人同様の肌の色です。

但し、日本人の私達は出歩くと、すぐ真っ黒に日焼けし、しみやそばかすが一挙に増えますが華人の肌は日焼けした日本人のように赤黒くはなく、日焼けでしみやそばかずが出来ている風もありません羨ましい限りです。風土への対応が体に出来ているためでしょう。

2.体格

男女とも日本人より明らかに小柄です。マレー人のように大幅に小柄と言う訳ではありませんが、身長1.7mの私の目線が気持ち高いところから見ている感じです。

(1)男性は160~170cm女性はくらいでしょうか?日本ではよく経験する私が仰ぎ見るような長身はいません。全般に痩せ型で、少しお腹が出ている人もいますが、日本で見かけるような極端に太った人には、お目にかかりません

(2)女性はもう少し身長が低く、平均155~160cm台前半くらいでしょう。日本人より少し小太り、足なども多少肉付きが良いと思います。マレー人同様食べ物の違いなんでしょうか?そして、若くてスタイルのよさそうな子でも、下腹(特に臍から下)がかなりに出いて水着姿になると腹の肉がセパレーツの水着からせり出しています(Kangkawi旅行の際観察)。

3.衣装

(1)普段はカジュアルな服装の日本人と同じです。色彩・柄もマレー人とは明らかに異なります。

(2)女姓おしゃれは世界共通で、若い子は男女問わず日本の子に近いです。

4.女性

共働きが多く大部分が社会進出・職場進出しています銀行・ショッピングセンター・病院・ホテル・オフィス等で多くの女性が働いています。このため朝は屋台で麺をすすり、昼はtakeoutという例が多いようです。晩は勿論ご主人と外食でしょう。仕事を終え一旦家に帰ってシャワーを浴びてから出かけることもあり得そうです。

5.性格

香港・シンガポールと見てきた私達には、この地の華人はややマレーシアナイズされているように思えます。一番よく喋り、慌しく、けたたましいのは香港の華人でした(NOVAで“話す言葉の周波数が一番高いのは欧米人”と聞いたことがありますが、私は華人の甲高い早口の話を聞くにつれ本当かな、と思っています)。次にシンガポールが慌しくけたたましくて、マレーシアの華人はそもそも行動がマレーシアナイズで鷹揚であり、慌しく動き回るという点では香港やシンガポールの華人にはかないませんし、話すテンポも多少遅いように感じました。

6.行動

世界中どこにいても華人はパワフルです。

マレーシアでも3民族(マレー人・インド人・華人)の中では、一番商売人です。朝からせっせと働きますし、一つ買い物すると、すかさず「こちらはどうか?」とたたみかけてきます。その結果、所得も華人層が一番多く、外車(まずはベンツかBMW,或いはトヨタやホンダ等)を複数台所有している層も結構います。また教育熱心で、子供を大学教育或いは留学させようとします。マレーシアから日本へ留学に来るのは、この華人層でしょう。私達が当地で知り合った日本語を話す、Koayさん(慶応OB)、Kwokさん(早稲田OB)、Ongさんなどは日本留学組です。

7.計算

どうも暗算で引き算ができない人が多い、特に若い子に。

レストランなどで精算する際、お札に加え端数の小銭を出しても、暗算で返してくる釣りが合わない。当方が一生懸命説明すると、やおら電卓を使って計算し、“Oh!SorrySorry”と言って正しいお釣りを出し直す。最初から誤魔化している風でもなさそうです。やっぱり引き算は日本人や中国からの留学生の方が圧倒的に得意のようで、マレーシアの華人はこの点でもマレーシアナイズされているのかしら?。。

8.言語

英語(Manglish=MalaysiaEnglishの略)を話す人多い。但し、ペナンは華人が圧倒的に多く、福建語だけ理解できれば十分生活できるので、中には英語を理解できない人もいます。一度、仕立て屋を探し、住所を書いた紙を持って商売している若者に見せて聞いたが、まるで英語が判らない。傍にいた高齢の華人女性が教えてくれたが、何とその通りとは若者が商売の店を出している道そのものだったのです。

華人の英語も聞きとりにくいです。中国語の口の使い方で、中国発音の英語が飛び出してきますから。文法を無視して、単語の羅列でもほとんど通じますし、日本人が苦手な“r”と“l”の発音が正しくなくとも理解してくれるます

9.宗教

圧倒的に仏教徒が多いですが、キリスト教徒もおります。寺へはきちんとお参りし、お墓は仏教徒用とキリスト教徒用は全く離れた別のところにあります。

10.病院

金持ちが多いせいか、私立の専門病院に掛かる人が多いようです。私が入院した私立の専門病院の病室もほとんど華人でした。

11.親日的

日本語を話せる人が時々います日本人は金持ちだと思っていますが、韓国人か日本人か見分けはつかないようです。日本へ行ったことのある人も結構いますし、日本への印象も良いです。かつてバブルの頃は、ビザなし入国できたせいでしょうか?但し、日本は物価が高い!横浜の中華街の中華料理は高くてペナンほど美味しくない!(おそらく日本人の口にも合うよう微妙に味が変わったのでしょうか?それとも福建民の食生活が同じ華人でも他地域と異なるせいでしょうか?スパイシーであることは間違いありませんが)と必ず言われます。日本に来た経験者は、パチンコに嵌ってしまうようで、借金までしてしまう人がいるようです。マレーシアにはゲンティンハイランドというカジノリゾートはありますが、市中ではギャンブル禁止なので、日本に来ると思わずパチンコにのめり込んじゃうんでしょうね。

12.付き合い

気さく日本人の間に蔓延している殺伐とした人間関係はなさそうで、家族の絆はマレー人同様強いものがあります。困った時に親切に車を停めて「何処へ行く?」と聞いて、乗せてくれるのも華人です。

 

次回は、マレーシアの民族インド(タミール)人です。

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ペナンの日々 について

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